赤岳西面を代表するクライミングルート 

赤岳主稜

5万円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級下 Ⅲ+

昔は北峰リッジと呼ばれていたルートが、いつの間にか赤岳主稜に名前が変わって週末には多くのパーティーが登る人気のルートになりました。阿弥陀岳北稜や南峰リッジなどを登った方の次の目標にちょうど良いルートです。 


日ノ岳に伸びるクライミングルート

中山尾根

5万円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級 Ⅳ+

日ノ岳から伸びる長大な尾根が中山尾根です。中山乗越からしばらくは樹林帯の歩きになりますが、それを過ぎると素晴らしい登攀が待っています。


小同心を登って横岳山頂へ

小同心クラック

5万円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級 Ⅳ−

赤岳鉱泉へ向かう北沢の途中から見える小同心。その小同心に切れ込んだチムニーを登るルートが小同心クラックです。クラックと名前が付いていますが、実際はチムニー状を登るクライミングになります。


石尊峰に伸びるクライミングルート

石尊稜

5万円+諸経費 1泊2日 定員2名 1級上 Ⅳ級

石尊峰から西側に伸びる岩混じりの雪稜が石尊稜です。下部岩壁と上部岩壁にクライミング要素がありますが、下部岩壁はグレードよりも悪く感じます。中間の雪稜から振り返ると、晴れていれば素晴らしい景色が見れるでしょう。


摩利支天に突き上げるクライミングルート 

阿弥陀岳北西稜

5万5千円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級上 Ⅳ+

八ヶ岳の登攀ルートの中では難しい部類に入るルート。樹林帯を抜けて岩稜を登り、終盤でルートは左右に分かれます。アブミを出す人もいますが、ここは頑張ってフリーで突破して欲しい箇所。これを過ぎれば山頂はすぐ近くです。


八ヶ岳の人気バリエーションルート

阿弥陀岳北稜

5万円+諸経費 1泊2日 定員2名 1級 Ⅲ−

八ヶ岳のバリエーションルートの中でも人気が高いルートです。美しい雪稜と岩稜を越えて阿弥陀岳の山頂を目指しましょう。


静かな登攀が楽しめるバリエーションルート

阿弥陀岳南稜

4万5千円+諸経費 前夜泊日帰り 定員2名 1級 Ⅱ〜Ⅲ

八ヶ岳のバリエーションの中では比較的空いていることが多く、静かな登攀が楽しめるのが阿弥陀岳南稜です。阿弥陀岳の山頂から登ってきた南稜を振り返ると、充実感に満たされることでしょう。


赤岳西面の静かなクライミングルート 

ショルダーリッジ

5万5千円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級 Ⅳ

ショルダーリッジは大きく右リッジと左リッジに分かれていますが、左リッジの方を登ります。週末でも登っているクライマーは少ないので静かなクライミングが楽しめます。


八ヶ岳東面のクラシックルート

権現岳東稜

6万円+諸経費 1泊2日 定員2名 2級下 Ⅳ+

八ヶ岳東面のルートの中で、天狗尾根や旭岳東稜に次いで登られているのが権現岳東稜です。下降はツルネ東稜を下降します。寒さが少し和らぐ3月頃がおすすめです。

 


八ヶ岳東面のクラシックルート

旭岳東稜

6万円+諸経費 1泊2日 定員2名 1級上 Ⅳ

八ヶ岳東面のルートの中で最もよく登られているのが旭岳東稜です。ルートの上部に出てくる5段の宮は雪が多いと超えるのに苦労することもあります。下降はツルネ東稜を下降します。寒さが少し和らぐ3月頃がおすすめです。

 


春の劔へようこそ

源次郎尾根(残雪期)

6万5千円+諸経費 2泊3日 定員2名 1級上 Ⅲ

春の剱岳にダイレクトに突き上げる快適な雪稜ルートです。夏とは景色や必要な技術、ルート取りが異なるので、夏に登ったことがある方にもおすすめのルートです。


春の劔へようこそ

八ツ峰縦走(残雪期)

6万5千円+諸経費 2泊3日 定員2名 1級上 Ⅲ

劔御前小舎の辺りから眺めると一際目を引くギザギザした稜線が八ツ峰です。夏に登っても楽しいルートですが、残雪期の時期に登るのもまた楽しいルートです。


春に下から詰めて行く醍醐味

ジャンダルム飛騨尾根(残雪期)

6万5千円+諸経費 2泊3日(テント&小屋泊) 定員2名 1級上 Ⅲ 

ジャンダルム飛騨尾根は雪が安定している時期に限って下から詰めることが出来ます。ジャンダルムの頂上に上がってからも、奥穂高岳までの区間の方が緊張を強いられることがあり気は抜けません。雪山総合力が必要なルートです。


春は快適な雪稜&クライミングルート

コブ尾根(残雪期)

5万5千円+諸経費 1泊2日 定員2名 1級上 Ⅲ〜Ⅳ 

名前の通りコブ状の岩を持つ尾根なので遠くから見ても分かりやすく、懸垂下降や岩の登攀、雪稜の登高など変化に富んだ面白いルートです。


夏とは違った面白さ

前穂高岳北尾根(残雪期)

5万5千円+諸経費 定員2名 1級上 Ⅲ+

夏は積み木状に重なった岩を落とさないように気を付けながら登る北尾根ですが、雪が付いている時期は快適な雪稜&登攀ルートになります。下降は奥明神沢を下降して岳沢から上高地へ下山します。


宝剣岳近くのバリエーションルート

サギダル尾根

3万円+諸経費 日帰り 定員2名 

ロープウェイで千畳敷駅まで登り、そこからすぐにハーネスとアイゼンを着けてサギダル尾根に取り付きます。スケールは違いますが、ルートへのアクセスの仕方がシャモニー周辺に似ているかもしれません。サギダルの頭から宝剣岳は雪の付き方によっては緊張を強いられる箇所が続きます。


白馬岳から伸びる長大な雪稜ルート

白馬岳主稜(残雪期)

5万円+諸経費 前夜泊日帰り 定員2名 1級

残雪期に猿倉から白馬岳の頂上まで一気に詰めるルートです。アイゼンで岩を登るようなクライミング要素はありませんが、長く美しい雪稜を忠実に登ります。最後の頂上直下の急雪壁は登り応えがあります。


鹿島槍ヶ岳のクラシックルート

鹿島槍ヶ岳東尾根(残雪期)

6万円+諸経費 1泊2日 定員2名 1級上 Ⅳ+〜Ⅴ-

双耳峰で有名な鹿島槍ヶ岳。その信州側に伸びる長大な尾根が鹿島槍ヶ岳の東尾根です。雪が締まって歩きやすくなる春がおすすめです。核心は第二岩峰(体感グレードⅣ+〜Ⅴ-)ですが、それ以外にも急雪壁やナイフリッジが続くので稜線に出るまで気が抜けません。


爺ヶ岳のクラシックルート

爺ヶ岳東尾根(残雪期)

4万円+諸経費 前夜泊日帰り 定員2名 1級下

後立山連峰の爺ヶ岳。その東側に伸びる長大な尾根が爺ヶ岳東尾根です。雪が締まって歩きやすくなる春がおすすめです。隣の鹿島槍ヶ岳東尾根と比べると登攀要素は無く、歩き主体のルートですが途中に雪壁やナイフリッジ存在するので最後まで油断出来ません。